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2004年06月05日

演劇大学

ご常連のMarlie Vさんから電話。アメリカの大学院の演劇科で学んでいるお嬢さんが、秋に大学で上演するノエル・カワードの原書の問い合せ。「Amazonは?」と訊ねると、「演劇書はまずあなたに確認してから」。ここ3月ほどご無沙汰だが、見える時はゆったりお茶を喫しながら、アメリカの演劇事情や、演劇教育のあり方などを話題にする。以前に、お嬢さんがシカゴ大に入る時、大学院をワシントン大に決める時に、親と子がそれぞれに全米の大学の実情を深く細かく調べる様子など、伺ったことがある。
日本では、演劇、コミュニケーション、文化などの学科や専攻の、演劇実習を専らする学生の大半は、基礎学力不足、修学意欲喪失のまま入学し卒業する。当事者である本人も、高い修学資金を負担したであろう親も、大学受験、あるいは卒業後の進路についても、大方は無関心だろう。東京芸大の演劇学科構想、新国立劇場の演劇学校構想など、耳にすることもあるが、海外の演劇大学のカリキュラムの調査ばかりでなく、現役の演劇人の生活実態や意識調査や、修学希望者層の生活環境や芸術文化についての関心度などの予測も重要だろう。