連日の観劇
俳優座劇場で、フガードの「ハロー・アンド・グッドバイ」の初日。劇場招待客や新劇好きの高齢者に混じって、久世星佳目当ての、俳優座劇場新規客、北村有起哉と同類の怪優、怪タレント希望者で満員の入り。新劇運動の拠点築地小劇場を規範とする同劇場だが、芸能界出身者だけで舞台を創るなど、築地よりはるかに成熟。
5日にオペラ「カルメン」、翌日はブライアン・クラーク「請願」を観に新国立劇場に、昨夜はオーチャードホールで「42ND STREET」、とジャンルの違うものを続けて観た。この苦行(?)の一番の収穫は、劇場のロビーや観客層の違いをまざまざと感じられたことだ。