立教大を卒業したばかりのTさん、Theatertreffenで観る作品の翻訳戯曲を調べるため、久しぶりの来店。何点かは手持ちのものがあったが、タイトルすら不明のものもあり、版元の知己の編集者や、ご近所の取次・人文社会科学書流通センター、ロシア専門のナウカ書店さんに走って、教えを乞う。
海外の大学(院)への留学や、観劇旅行の準備にGOLDONIを尋ねて来る人は、このTさんのように開業以来3年半で50人は下らない。その中には、文化庁の海外留学制度に応募したり実際に派遣された人はほとんどいないようだ。