一昨日からこの日記を掲載し始めたが、とくに「4月19日の『公演の招待扱い』を読んだ」との返事を十数人から戴いている。考えさせられる、という声が大半だが、招待の強要をしたのはどこの誰だと、あからさまな問合せも。
夕方、ご常連の内山崇氏が来店。協力されている『チェーホフ展』のパブリシティ記事と、6月29日に偶然一緒になった東京芸術劇場での「スコダ・ピアノリサイタル」の折に、内山さんが撮ったスコダのスナップ写真を頂戴する。「『公演の招待扱い』、読みましたよ」と仰って、手提げバックから出されたのは、ある劇場の観劇招待のFAX返信状。そこには十本近い作品のタイトル、出欠、同伴者(割引価格)の有無などが印刷されており、下段には内山さんが書かれた「当日、お支払いします」の一行。鑑賞の対象との緊張した、あるいは当たり前の関わりを学ばせて戴いた。