2018年06月

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『チョン・トリオ』演奏会

涼しくなったせいか、ご新規、あるいは二度目という方々の来店が続く。そんなさなかに翻訳家の安達紫帆さんから電話。つい十日ほど前にもお父様の法要の帰りに寄ってくださった。「GOLDONI Blogを面白く読んでいる」と仰る。急ぎの調べごとのため、電話で新国立劇場に勤める劇団の先輩を煩わせる。ニ十数年前の公演についてのことがらだったが、すぐに折り返しの電話で教えてもらう。忝し。17時過ぎ、舞台の映像記録も手掛ける祥林舎の一盃森仁志さんが『舞台映像アーカイブス』についての意見交換のため来店。「かつては演劇のざわめき、演劇の空気のようなものがその劇場の周辺にまで広がっていたように思うが、今ははみ出なくなった」と、鋭い指摘。街に演劇がこぼれていかない、か。東京の街場を離れ、地方の村落の行政立ホールでワークショップやら公演をしていても、同じことか。
19時前、初台のオペラシティコンサートホール。チョン家のミョンファ、キョンファ、ミョンフン三姉弟の『チョン・トリオ』演奏会。ピアノ三重奏曲、ベートーヴェンの『幽霊』、ショスタコーヴィチの第2番、ブラームスの第1番。スコダのピアノ演奏会でもお会いしたご常連の内山崇さんをお見掛けするが、席が離れていてご挨拶叶わず。客席には富裕な在日の韓国人とおぼしき人々が多く見受けられる。客席の中通路の後ろの13列中央(招待利用の特等席)には、竹内『自己責任』外務次官夫妻。『北朝鮮拉致問題』では大臣同様に後方での指揮に徹していてか、動静が伝わらないが、この日ばかりは後ろに坐る私たちへの迷惑顧みず、夫人に促されながらも派手なスタンディング・オベーション。それに引き換え、隣席で周囲に気を遣ってか遠慮勝ちに立ち上がった駐日韓国大使に、かの国の成熟を感じた。