2018年06月

Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

アーカイブ

« 会う人みな師 | メイン | 『劇場の記憶』 »

ホールの誕生と芸術監督

猛暑の夏の土曜日は、本探しの人、私を尋ねての人は少なく、ゴルドーニのある神保町一丁目に僅かに残る路地の前を通る人影もまばら。夕方前、静岡文化芸術大学で教える、演劇評論の扇田昭彦氏が来店。昨日こけら落しが行われた足立区北千住のTHEATRE1010(センジュ、と読むそう。ロバート・アッカーマン氏は「テンテン」と言うそうだ。これを聞いてわたしは幼児語の「おつむてんてん」を思い出した。)のことなど伺う。氏は、明日オープンする、まつもと市民芸術館に、指導する院生たちを引率するご予定とか。
松本の館長・芸術監督は演出家・俳優で日本大学芸術学部教授の串田和美氏。このホールの建設の是非については、市長選挙の争点になったり、住民訴訟があったりで、串田氏は昨春の就任以来、地元での説明会に頻繁に出席、市民とのコミュニケーションの必要性を体感した稀有な演劇人か。他の劇場の芸術監督が商業演劇などの外部演出や、海外にまで出かけての出演などで、長期に劇場を空けたりするなか、劇場・ホールという大きな玩具をあてがわれたこどものようにはしゃぐだけの芸術監督とはひと味もふた味も違う立ち居振舞い。
日大で思い出したが、先週の土曜日にゴルドーニのリニューアルしたHPを見て初めて来店した芸術学部の学生は、今の大学の現状を、「学生も、教員も怠惰」だと嘆いていた。前期15回の授業の大半を休講にして悪びれない教員もいるそうだ。多忙な演出家だそうだが、その名前はつい聞き漏らした。