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常に驕らない謙虚さ

15時過ぎ、常連の茂木誠治さんが来店。この夏に立ち上げたばかりのアマチュア演劇グループの、先月の初めての公演でこれも初めて演出を手掛けた。そのことの結果報告を伺った。彼は仕事をしながら、慶應義塾中等部のラグビーのコーチを務めており、文学座の支持会会員でもある。最初に会った折、慶應大でラグビーをしていたと言うので、早稲田大の教授で監督を幾度かした人物が母のいとこにいると話した。普段テレビを見ない私に、「日比野弘さんは、先日のテレビ中継で解説をされていました」と教えてくれた。今期の慶應中等部は東京都で第二位、一位は國學院久我山中。久我山は強いかと訊いたら、「早稲田出身の監督が常に驕らない謙虚な方なので、強いのです」。電話や手紙、mailででもそうだが、帰りがけにはいつものように、「手伝いが必要なときは、仰ってください」。以前からこのブログに登場する「GOLDONI JUGEND」の面々も、たびたび「何かご用はありますか」と言ってくれる。彼らのその言葉に、目頭を熱くすることがある。