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ヤンソンスの『コンセルトヘボウ』

18時50分、渋谷・NHKホールに滑り込む。『NHK音楽祭2004』のロイヤル・コンセントへボウ管弦楽団の第二夜。演奏曲目は、ストラヴィンスキーのバレエ音楽「ぺトルーシカ」、チャイコフスキーの交響曲第6番ロ短調「悲愴」。創立116年のヨーロッパ有数のオーケストラ。若い時に聴いた憶えがあるが(ハイティンクの指揮だったか、それも虚ろだ)、マリス・ヤンソンスが首席指揮者に就任してからは初の来日。幾度か聴いている「悲愴」だが、これほどに深く重く響く演奏に出会えた憶えがない。ここ数日、友人や知人が今週来週のベルリン・フィルや、ウィーン・フィルを聴きに行く予定だと知らせて呉れる。羨ましいがこちらにはそこまでの余裕もなく、この日のコンセルトへボウで辛抱するしかないと思っていた。それが聴いた今は、マリス・ヤンソンスを知ったことで充分に満足している。17日のサントリーホールでのワレリー・ゲルギエフ指揮のウィーン・フィルで演奏される「悲愴」を聴き比べたくはなったが。
今日のNHKホールでのこと。「悲愴」の第三楽章の終りで、数十人規模だと思うが、ぶち壊しの拍手があがった。そして第四楽章では、最後の最後に、プラスチックの筆箱でも床に落としたのか凄い音がした。フライングの拍手も不快なものだが、物を落としたり、飴の袋を開ける音や、パンフを開く音など、マナー違反が気になる。そうでなくとも「体育館のよう」と、クラシック音楽ホールとしては評判の芳しくないNHKホール、聴衆のマナーまではホールの非では無いが、「やはりここでは聴きたくないな」、と思った聴衆は私一人ではないだろう。