2017年06月

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『明治維新と平田国学』

京成上野駅を10時前に発ち、11時前に佐倉駅に着く。タクシーで向かったのは、『国立歴史民俗博物館』。再来週には終ってしまう『明治維新と平田国学展』。着いた時には、既に宮地正人館長によるギャラリートークが始まっていたが、一行の最後尾に着き、拝聴しながら観てまわる。寝不足と朝食抜きの体調不良で、途中で館長を囲む一団から離れ、ベンチで一休み。30分ほどの休息で快復したので、今度はひとりで観てまわる。この展覧会は、東京・代々木の平田神社伝来の平田家資料の調査・整理を進めている同館研究チームの成果発表でもある。江戸後期、幕末、明治維新までの激動期、国学者・平田篤胤、銕胤、延胤の三代に亘る活動と、最大時には全国で四千人まで広がった平田門人たちの、とくに明治維新前後の動向を紹介。「皇国神道の大立者」「大東亜戦争の超A級戦犯」のような扱いを受ける篤胤だが、それがいかに不当なものかが理解できた。戦後の日本の再生は、政治制度、経済・税制、教育制度ばかりか演劇も、そして思想の領域でも、ひどく歪んだところから始まったかを痛感した。