2018年06月

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大型連休前後に観た五つの舞台

先月25日の尼崎での大惨事の後に、5月1日の『提言と諌言』に『国鉄鶴見事故で亡くなった三枝博音』を書いたが、その後に劇場やGOLDONIで知人に会うたび、あるいは電話、mailで、事故のことは無論だが、三枝博音や鎌倉アカデミアついて訊かれたりすることが多い。ブログを書き始めて1年になるが、読まれる方の反応を珍しく、そして強く感じる。
この1週間に、4本の演劇公演を観て、多くの人と休憩時に、あるいは終演後に、立ち話をしたり茶を喫したり、(私はアルコールを口にしないが)酒席をともにした。5日は浜松町の自由劇場での、劇団四季の『解ってたまるか!』(福田恆存作、浅利慶太演出)。3月に公演したジャン・アヌイの『アンチゴーヌ』(諏訪正訳、浅利慶太演出)を観て以来の自由劇場。狭いロビーは多くの招待客を含め初日の観客で賑わっていた。6日は六本木の俳優座劇場で、俳優座公演『春、忍び難きを』(斎藤憐作、佐藤信演出)。前日の自由劇場と打って変わって、三百席の客席に二百人弱の観客、終演時のロビーも開演前同様に寂しいものだった。10日は信濃町の文学座アトリエで、『ぬけがら』(佃典彦作、松本祐子演出)。暑かったからか、蚊と闘いながらの観劇。昨11日は新大橋のベニサンピットで、tpt公演『ア・ナンバー』(キャリル・チャーチル作、サーシャ・ウェアーズ演出)。神保町からは地下鉄で5、6駅の森下駅、ベニサンとセゾンスタジオに行く折にしか利用しないが、いつも「棄てられた東京の東側」を実感させる寂しさだが、ベニサンピットの客席もそれに負けてはいなかった。
2日に初台の新国立劇場で、バレエ『眠れる森の美女』を観た。カーテンコールでは、この日で引退するオーロラ姫の志賀三佐枝への千数百人の観客のあたたかい拍手や歓声が暫く続き、師である牧阿佐美と抱き合った時には、カーテンコールが嫌いで、彼女と縁も所縁も無い私も、「鬼の目」の目頭を熱くした。